ココカラ堂の主・ママぞうのブログ

心と体の話を聴く場所ココカラ堂の日常、思い。fureruセラピーや月経力、ベビーマッサージの話も。

実家にいてもひとり親家庭の貧困は起こる。けど、いい子は育つ。

昨年末に起きた、忘れられないできごと。
書きそびれていたので書いておきます。

あれは、ちょっと早いクリスマスパーティ。
わたしと、8歳娘と、わたしの両親。4人でチキンとケーキを食べる会。

そんな中、娘がトイレに行くため、席を外した。
大人3人だけになった瞬間、母がわたしに切り出した。
「先週のことなんだけど・・・」

母はわたしに言いたいことがたまっていた。
わたしはその空気を感じて、母と顔を合わせるのをちょっと避けていた。
その結果、母は言いたいことも言えずに悶々としていて、
娘がトイレに行ったタイミングで、それを話し始めた。
 
親子っぽい、よくあることです。
母はわたしのことを心配している。
でも、わたしはわたしでがんばっている。
うまく伝えられなくてお互いイライラぶつかってしまう・・・

昨年末、ベビーマッサージの所属協会を辞めました。
辞めるにあたって、きれいな形で辞められるように、協会資格の受講生を全員卒業させてから辞められるように、
夏からは新規の受講生を入れずにやってきました。

ということは、夏から主たる収入源が無くなっていたんです、わたし。

ひとり親家庭なのに。
娘を育てなくてはいけないのに。

ちょっと説明しておくと、
わたしと娘は、実家の2階に2世帯住居で住まわせてもらっています。
玄関だけ一緒で、食事や生活は全て完全別世帯です。

そして我が家はわたしが幼い頃から「個人」をやたら尊重する家です。
出かけるときにどこに行くか誰も言わないし聞かない、
雨が降っても誰も傘を持って迎えに行ったりしないし、
お金のことは社会に出たときから、自分のことは自分でやる。

当然のこともありますが、
たぶんちょっと風変りなくらい、全員がソロ活動です。
 
そんな家で育ったので、
わたしには親を頼るという概念があまりありません。

お金はもちろん、何かをやってもらうということも。
頼ることの方が不自然で申し訳ない気持ちになる。
なので、家に住まわせてもらっていることは、今ものすごい恩です。

娘の保育園や小学校の運動会や学芸会。
わたしの姿を見たことある人なら知っていると思いますが。
カメラとビデオをひとりで回しています。
すぐ横に両親がいても、カメラかビデオ、どちらかを頼むことはありません。
お昼休みのお弁当タイム、さっきまでいた両親は各自で食事、わたしと娘はふたりでお弁当を食べます。

離婚して、娘と実家の2階に住むようになってもうすぐ6年ですが、
娘は階下のじじばばのところに泊まったことは1泊もありません。

「あら両親と一緒なの、いいわね」とよく言われますが、
ほんっとうに家があることに感謝しているし、
階下にいてくれる安心感は何者にも代えがたい。
これが本当のふたり暮らしだったらと思うとこんなに心細いことはないし、
もう、どれだけ心強く感謝しているかわかりません。
ただ、この「一緒でいいわね」に含まれた意味とは、ちょっと違うんじゃないかなとずっと思っています。

うちの両親はアクティブで、いつも出かけているので、
娘を預けて出かけたことなど皆無だし
(娘が病気で仕事が入っているときだけ頼む。そんなとき親は自分の用事をキャンセルしてくれる)
保育園の送迎だって6年間全てひとりでやってきた。

あら、ずいぶん話がそれたけれど。

そんな感じで頼り頼られるのが苦手なわが家。

わたしは8月から資格スクールという主たる収入源を失い、
お教室やお話会の収入のみで自転車操業でやってきました。

それをね、母は心配して見ていたわけです。
会うたびに「大丈夫なの?」「大丈夫なの?」と。

わたしは、8月の時点で、
「これから年末まで主たる収入源を失うし、年が明けて独立しても軌道に乗るまではどれだけ稼げるかもわかりません。ご心配はおかけしますが、何とかやっていきますので、温かく見守ってください。」
とお願いしていたわけです。

だから、いくら心配されても、この状態で収入が増えるわけでもないし、
大丈夫かと聞かれても、大丈夫なような大丈夫じゃないような。
 
本来なら大人なんだし、親にお金を入れたいところ、
今だけは自分の生活だけで手いっぱいだから、お金もろくに入れられません、ごめんなさい、と。

とにかくがんばっているから、心配するより応援してくれ、と。
そういう心境だったわけです。

それをね、顔をみるたび「お仕事どうなっているの?」とか「大丈夫なの?」とか。
で、顔を合わせたくないなあと。

わるいことはしていないけれど、
お金を満足に稼げていない負い目みたいなものもあるから、
だんだん反抗期の中学生みたいな態度になっちゃって。

で、クリスマス会ですよ。

これはね、娘も楽しみにしているから、
一緒にご飯を食べましょうと。
そうすると久しぶりにじっくり顔を合わせることとなり。

娘がトイレに立った隙に、母はもう我慢できない。
「先週のあの態度は何なの」
母としては、心配しているのに、反抗期みたいな態度を取られて納得いかない。

で、わたしもとうとう、
そんな態度になってしまった理由が噴き出しました。
ぶわあああっと。

今、ここに書いたようなことです。
興奮して、まくしたてました。

「夏にちゃんと言ったじゃない!しばらく仕事ないのよ!それでも娘を食べさせるためにがんばってるのよ!」
みたいなことを・・・

言っていたら、娘がトイレから戻ってきました。

びっくりですよね。
楽しいクリスマス会で、トイレに行って、戻ってきたら、
ママとばあばが興奮して言い争っているんだから。

そしたら、わたしびっくりしました。

娘がね、わたしの背中を撫でてくれたんです。
「ママ、大丈夫?落ち着いて」と。

もうね、それまで張りつめていたものが切れて、
泣いてしまいましたよ。
娘に抱きついて、わんわん泣いてしまいました。

娘、すごい。
わたし、それまで気を張っていたんだなあとしみじみわかりました。
人って緩むと泣けるんですね。
親の前でも泣けたらいいのに。
まあ、娘のおかげで、親の前で泣けたんですけれど。

そしたらそのときね、びっくりしたことに、
母が「今、何があったの? ママどこか変だった?どうしてママの背中を撫でたの?」
と、8歳娘に尋ねたのです。

あんなにわたし興奮してまくしたてていたのに。
わたしが興奮しているってことが、母には伝わっていなかったみたい。

わからないものなんですねえ。
それがいいとかわるいでなくて。
ああ、察してほしいとか、無理なんだなあと。
わからない人にわかってほしいとか、無理なんだなあと。
そう思いました。
あきらめではなく、ただそう理解した感じ。

そこからは、少し落ち着いて話をできました。
わたしの気持ち、状況。

そしたらね、また娘がすごいことを。

さらさらさらっと何か紙を3枚書いたかと思うと、
その紙を「今は見ないで」と言いながら、
わたしと両親、それぞれのお尻の下、椅子とお尻の間に挟んだのです。

わたしも、そのときは話の方が大事だったので、
その紙は確認せずに、話を続けました。

そしたら娘がね、隣でさらさらさらっとまた何か書いているんです。
それは、話し終わったあと、見せてもらいました。

「ママの話のまとめ」だそうです。
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わたしが両親に訴えていたことを、横で聞いて、それをまとめていました。

この人のまとめ能力、ほんとすごい。
わたしがあんなに時間をかけて一生懸命しゃべっていたことを、
こんなメモ用紙1枚に簡単にまとめちゃうんだもん。
合っているし。

で、これを見せて、親とも和んで和解です。
娘さまさま。

夫婦だとよく、子はかすがい、なんて言いますけれど、
実家の親子の場合、孫はかすがいです。
 
「そんなに精神的に大変だとは知らなかった、
まみこならもっとできると思っていたのよ、
これからは本当に困ったら、つぶれる前に言ってね」
と、そう言われました。
 
まあ、まあ、まあ。
ひとり親家庭の貧困は実家にいても、親を頼らなければ起こるわけです。

大丈夫、わたしは近くに親がいて、精神的に恵まれているから。


さて話し終えて、お尻の下の紙を出してみたら、
こんなことが書いてありました。
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「おちつこう!たのしもう!」
3人とも、同じ内容でした。
親と祖父母が落ち着いて話し合えるように、
楽しく過ごせるように、
邪魔をしないで、おまじない。

クリスマス会の最中だったのにね。

いろいろ甘えたところもあるけれど、
本当にいい子です。

こんな風に育ってくれて、とってもとっても安心しました。
これから何があっても、こういう根っこを持った子なら大丈夫なんじゃないかなって、そう思えた。

こんな親にね、ぴったりの子が育ってくれていますよ。

それと、年が明けて独立しまして。
新たにココカラ堂として活動し始めて。
順調に生徒さんが入ってきてくれています。

だから、久しぶりに、親に入金できました。


これからも入金を続けられるように、
そして、娘の学費も貯金できるように。
がんばります。

 

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