ココカラ堂の主・ママぞうのブログ

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公家シンジファンであることを表明します。

公家シンジくんの香港ナンパツアーレポートを読んだ。

 

公家シンジという人はナンパ師で、
最近は「ナンパツアーディレクター」を名乗っている。


その肩書きはともかくとして、わたしから見ているシンジくんは、
「自他とのコミュニケーションを通じて、自分とも他人とも向き合い、その葛藤や成長、生き様そのものを自己表現しているアーティスト」だ。

ナンパは、適職を見つけた人の多くと同じで、出会ったツールの中で最も自分に適している手段なのだろうと思う。


わたしは、シンジくんのファンだ。
正確に言うと、シンジくんの文章のファンだ。
文章には必ずその人そのものが出てくるはずなので、つまりはシンジくんのファンといっていい。

シンジくんの文章は、一言で言うと、
「ノンフィクション純文学」かな、と思う。

自分の内側で起こったことを、
事実として表現することが、たまらなく巧い。
ノンフィクションというと硬派になりがちなところ、
内面にフォーカスした純文学に昇華させる、そのセンスがたまらんのだ。

 

わたしが好きな文章は、

「シンジくんは今まで一度も私の乳首を舐めたことがない」と彼女が言った - 性とナンパについて渋谷で考えた

この記事を含む、彼女さんとのあれこれと、

qqilleのインタビュー(29件) - 「qqilleのインタビュー」 - ザ・インタビューズ

これら一連のインタビュー達。

 

数年前から、ふとしたきっかけで、
ナンパ師さん界隈のツイートやブログなど、ちょこちょこ読ませてもらっているけれど、
不思議なことに皆さん、ナンパという「出会い」にフォーカスされていて、
その後の「継続」「変化」にはあまり触れない。

ナンパ師さんのブログを読んでいると言うと、
わたしのまわりの一般的な反応は、
「チャラい人達の軽そうな文章」を想像して、嫌悪されたり笑われたりするのだけれど、そういう人達にこそ読んでほしい。

いわゆるナンパをする人々は、確かに「女をモノ扱いして、セックスを目的として、モテることを目標として、いやそんなことすら考えず本能のままに貪っているチャラい若者」が多いのかも知れないけれど、そういう現場に属したことがないわたしはそんな人達を全然知らなくて。

むしろWEBで見る限りは、「人とコミュニケーションをとるのが苦手だったり、得意であってもそこに何らかの課題を抱えているからこそ、そこに取り組み続ける人々」が、わたしの知るナンパ師なのだ。

ものすごく真剣に、コミュニケーションと自己の課題に取り組んでいる。

だから不思議なのだ。
この人たち、どうしてその先に興味がないのだろう、と。

こんなに「人」に興味を持つ人々ならば、
もっとセックスそのものから起きる自己の変化を追求していってもいいのに。


シンジくんは、そこに現れた救世主?じゃないな、なんていうのかな、期待の新人?でもないけれど、とにかく彗星のごとく現れたのだ。
セックスから内面の変化を感じ取り、探求し、表現する人として。


だからわたしは魅了され、ファンになった。

今回の香港ツアーレポート。
このクラウドファンディングを支持すると読めるリターンとしてのレポート。

正直な感想を言うと、ライブ感はあったし写真の効果かヘリコプターで現地を追うような疾走感も感じた。

でも物足りない。もっと読みたい。
これは、あらすじストーリーでしょ、と。
そのとき、シンジくんの中では何が起きていたの?と。
香港ツアー全部なんて追わなくていいから、
ほんの1時間とか1日とかにフォーカスして、そこでシンジくんの中で起きていたことを長々と読みたい。

 

これは報告しなくてはならなかったから綿密に追いかけたけれど、
本当はこの先がもっとあるんでしょ。

 

という勝手な思い。

これを書く、というのが今のシンジくんの状況で、
以前のようには文章を書けない、というのもそれが彼のノンフィクションなのだから、
ファンとしては、どんなときもしみじみ「好きだなあ」を味わって、応援し続けよう。

個人的には、今回のレポートの文章で1番好きだったのは、

ランカイフォン。
ランカイフォン。
海底世界を想起させる響き。

 というところ。

繰り返す技法は、詩的なシンジくんの真骨頂。

 

そうだ、あと今回のナンパツアーもう一人の主催者であるクラトロさんのレポートも読ませてもらったけれど、両方読めてよかった。
同じツアーを、2人の視点で追うというのは面白いね。
違う人の視点が入ることで、シンジくんに起きたことは確かにシンジくんだけのものなのだ、ということが浮き彫りになった。

クラトロさんの文章を読んだのに、完全にシンジファン目線の感想でごめんなさい。

これからもシンジくんの生き様を見させてもらうこと楽しみにしています。